泊まれる公園 Inn the park その1

公園に泊まれるってどういうことなんだろう?

グランピングって流行っているみたいだけど、なんだろう?

と思い立ち、静岡県沼津市にある少年自然の家をリノベーションした Inn the parkのテントに泊まってきました。

テントでお泊まり、というのは今までやったことがないので、ワクワク半分ドキドキ半分という気分で静岡県は愛鷹山公園(あしたかやまこうえん)に到着。

ロビーからサロンを抜けると、下駄箱としてかつて使われていた棚のついた廊下を通り、丘の上から下る感じでいくつかの建物やエリアを通り過ぎて公園へ。

一般は立ち入りご遠慮くださいという立て看板の向こうの薄暗い林の中に、球体のテントやドームテントが!

トイレとシャワーはテント近くのサニタリー棟にひとつずつ完備。利用が少ないせいか、綺麗でした。

今回はドーム型テントに宿泊。天井が高く狭さは感じないものの、2台のベッドがほぼ占有している状態です。

 

荷物を降ろして一息ついた後、食事処に向かいます。さっき歩いてきた道は、あたりは日が暮れて暗くなってきてましたが、ところどころにソーラータイプのガーデンライトが点いていました。ですが、道を往復しているうちにいつしか消えていました(笑)。チェックインの時に強力な光を放つ懐中電灯をもらったので平気でしたが、バラバラに行動したい(?)ときのために、持参するといいかもしれません。でも、明かりが強力でないと心細いです。

グランピングの醍醐味の一つは、自分で料理を一から作らずに済み、焼くだけ煮るだけの料理をスタッフの方が持ってきてくれるところ。炭もすでにおこしてあるので、スープは温める、肉は焼くという最後の工程をするだけ。シェフ帽が置いてあるので気分はコックさん! これが意外と楽しかったです。

 

飲み物のお水はいただけますが、それ以外の飲み物は別オーダー。なんとかメッシという名前のアルゼンチンの白ワインはフルーティーで飲みやすく、運転し続けた疲れもあってすぐに酔いました。

食事を終えてテントに戻る帰り道は、ライトの明かりがないと全くわからない暗闇。見たことない手のひらサイズのゲジゲジのおばけみたいな虫がいたり、夜の公園は侮れないなぁ。

テントに戻ってお風呂セットを持ってヒルトップにあるお風呂場へ。酔った体に急な坂道を登るのは結構こたえました。お風呂は男女別、男性用ですがとても広く他のお客さんもいなかったこともあってのびのびと使えました。シャンプー類は備え付けがあるし、ドライヤーも1台あって便利。

満月を眺めながらテントへ。ベッドで横になると、川のかすかなせせらぎが聞こえたり、林の中を通る風の音が聞こえたり。街中では体感できない静けさ。

テント内のコンセントに持参した3口ソケットをつけ、それぞれのスマホの充電に活用してまったりベッドで過ごしていると、お隣のテントは小さいお子さんがいるご家族が滞在しているようで、はしゃぐ声や怒られる声も聞こえてきたり。

春とはいえ冷え込む夜だからか、電気毛布が事前にセットされていていました。布団をかけるとむしろ暑いくらい。いつの間にか寝落ちしてました。

翌朝の様子は、こちらで。

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